「安い」に”cheap”は使わない方がいい?
何かが「安い」と言いたい時に、まず思い浮かぶのは「cheap」という単語ではないでしょうか?
しかしながら、この「cheap」という言葉は話し相手によっては誤解を招く場合があるため、状況によっては注意して使わなければいけません。
今回は「cheap」という単語の意味と、「安い」ことを言いたいときに使える表現のバリエーションをご紹介いたします。
“cheap”の意味
“cheap”の意味は、単純に「価格が安い」ということの他に、「質が安っぽい」という場合に使われることがあります。
あなたが「料金が安いことについて話している」ことが誰にでもが分かる状況であれば”cheap”を使っても問題ありません。
しかし、例えば「That company’s products are so cheap.」と言った場合には、「価格が安い」のか、「(価格も安いが)質が安っぽい」のかどちらか明確ではありません。もしそこの商品が好きな人が聞いたら「ん?」と思うかもしれません。
なのでもし微妙な空気になったら(笑)、「Even though that company’s products are so cheap, the quality is high.(あそこの会社の商品は安いけど、質はいいよね~)」など、質をフォローする言葉があると良いと思います。
何を使えばいいの?
万が一「cheap」を使うのが適切でないと感じる時のために、いくつか類語を覚えておくと便利です。
- less expensive (高くない)
- Inexpensive(高くない)
- affordable(買えるくらいの)
- reasonable (妥当な)
- reasonably priced(妥当な)
- cost-effective(費用対効果のある)
- bargain(バーゲン)
とはいえ、普段の友人との会話で「It’s reasonably priced!」などと言ってしまうと大げさなので気を付けましょう。
ちなみに・・・「ケチ」と「倹約家」は何て言う?
「You’re a cheap person!」と言った場合には「あなたはケチな人ね!」という意味になります。
ネガティブな表現の場合は、
- cheap
- stingy
が使用されます。
逆に、「倹約家」「節約家」とポジティブに表現したい場合は、
- frugal
を使います。