目次
語学学校の種類
語学留学の受け入れ機関には、主に2種類あります。
- 民間の語学学校
- 大学付属の語学学校
今回はこれら2つの違いについて解説していきたいと思います!
どちらが絶対に良いということはありませんので、ご自身の目的に合わせて選ばれることをおすすめします。
民間の語学学校
メリット
交通至便
どこの国や都市であったとしても、民間の語学学校の多くはダウンタウンにあることが多いです。学生が通いやすいように、バス停や地下鉄駅の近くにキャンパスを構えています。
日程がフレキシブル
大学付属コースは入学日が限られるケースが多いのに対し、民間の語学学校の多くは毎週新入生を受け入れています。また期間も1週間単位で調整でき、学生の都合に柔軟に対応してくれます。
アクティビティが盛ん
国や学校にもよりますが、大学付属と比べるとアクティビティが盛んな所が多いです。月曜日から金曜日の放課後はもちろん、土日は1泊旅行などを企画している学校も多くあります。
デメリット
教室が狭い
これは学校にもよりますが、都心部にありがちです。雑居ビルのワンフロアが学校というようなケースや、建物がいくつかに分かれていて休憩時間に移動が必要なケースなど。図書館や自習室、カフェテリアなどがない学校も多いです。
ローカルの人との交流が少ない
学校にいるのは留学生のみなので、ローカルの人との交流はあまり期待できません。
遊びたい人も沢山いる
大学進学を目指している人も多い大学付属校に比べると、観光半分で来ている学生も多いのが民間の語学学校。目的はそれぞれなのでそれが悪いわけではありませんが、ストイックに勉強したいのであればイメージが違うかもしれません。
大学付属の語学学校
メリット
知名度!
大学付属校を選ばれる方の多くはやはり知名度で選ばれることが多いように感じます。民間の語学学校の名前をわかる人は殆どいなくても、ワシントン大学とかトロント大学とか言えばわかる人は多いですよね。
学生との交流も可能
大学にもよりますが、プログラム内に学生との交流を組み込んでいるプログラムも存在します。なかなか個人ではそのようなチャンスを作るのは難しいですが、大学付属校であればそんなことも可能です。
現地の大学生気分を味わえる
ESLの学生も、キャンパス内の設備(図書館、食堂、ジムなど)を使用できるケースが多いです。~8週間程度の短期留学でも現地の大学生になった気分で過ごすことができます。
デメリット
授業料が高い
大学付属校の授業料は一般的に私立の語学学校と比較すると高いです。これはブランド料というのもあるのですが、他にも大学の施設利用料や保険料が含まれているケースが多いからです。
自律性が求められる
民間の語学学校がサービス精神旺盛なのに対し、大学付属校はあくまで教育機関としてふるまうことが多いです。つまり、何をするにしても自律性が求められ、手取り足取り教えてもらうという姿勢ではかなり厳しい状況になるでしょう。
日程が固定されている
毎週入学を許可している民間の語学学校と比較した場合、大学付属校の多くは入学可能日が非常に限られています。コースによっては年に2、3回程度しか開講しないことなども。自分のスケジュールを大学に合わせなければなりません。
まとめ
どちらが良くてどちらが悪いというわけではありませんので、予算や目的・日程に合わせてどちらが自分に合っているかを選んでみてくださいね★