目次
サマータイムって結局何?
サマータイム、デイライトセービングタイム、DST、夏時間・・・。
聞いたことあるけれど、イマイチ何のことかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
実は、日本でも過去(戦後)には実施していたことがあったんですよ!
サマータイムを実施している国はどこ?時期はいつ?
現在、サマータイムを実施しているのは、主要留学先の中では以下の通りになります。
- アメリカ(3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時)
- カナダ(3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時)
- イギリス(3月最終日曜日午前1時 – 10月最終日曜日午前1時)
- オーストラリア(10月第1日曜日午前2時 – 翌年4月第1日曜日午前3時)
- ニュージーランド(9月最終日曜日午前2時 – 翌年4月第1日曜日午前3時)
ご覧いただくとわかるとおり、国によっても時間が異なります。
また、国全土での実施ではなく、一部地域はサマータイムを廃止しているケースもあります。
サマータイムの目的
サマータイムの目的は、一言でいえば「明るい時間を有効活用する」こと。
日本に住んでいるといまいちピンとこないかもしれませんが、緯度の高い国では「夏は朝6時から夜9時まで明るい」なんていうことがままあるのです。
そこで、夏の間は1時間早く起きて、時間を有効に利用しよう!というのがサマータイムの考え方です。
期待されている効果としては、以下のようなものがあります。
- 明るい時間を有効活用し照明の節約になる
- 明るい時間を有効活用し余暇が充実する
- 余暇が充実するので経済効果が上がる
サマータイムに対する反論
サマータイムに反対する人々もおり、実際に廃止した国もあります。
反対する理由としては以下のようなものが挙げられます。
- 健康上悪影響が出る
- 切替コストがかかる
夏時間に切り替わる時は、睡眠時間が1時間削られるようなものです。人間の体は即日対応できるわけではないため、1週間ほどは悪影響が出る→交通事故などの増加につながる、という考え方もあるそうです。
また今ではスマホも壁時計も自動的に1時間戻してくれるものが多いですが、全部手動でやらなくてはいけなかったら、それは確かに大変ですよね。
そもそも時間ってなんだ?
時計の針を変えながらつくづく思うこと・・・
こんな簡単に時間を変えることができるなら、今過ごしている時空ってなんなんでしょう。
1日24時間、1年365日という数字が当たり前になりすぎているけど、もっと自分に都合の良いように有効活用できる気がする。